ポケカ・ワンピカードのトレンドやオリパを徹底考察

📝トレンド

昨年の春から夏にかけて、ポケモンカードのバブルが絶頂を迎え、その後長い下落トレンドに入ったことも記憶に新しいことと思います。

特にこのバブルを迎えた要因は、カードショップの吊り上げ行為もありましたが、ポケカを投資の対象として、投資家たちの資金流入したのも大きな要因の一つかと推測します。

今回は、ポケモンカードやワンピースカードのトレンドやオリパの現状について考察していきます。

1.ポケモンカード バブル崩壊

冒頭でも触れましたが、2023年夏を境に現在にかけて高額帯カードを筆頭に徐々に値段を下げ続けています。当時を振り返ると、大手カードショップが連日のように買取価格を上げることによって、投資家や転売ヤー達はこぞって次に高騰するカードを予想し買い占めを実施。

ポケカを購入し保有するだけで儲かると錯覚する市場は更に過熱していき、遂に終焉を迎えた。

トリガーとなったものはいくつも考えられるが、一番のきっかけはPSA鑑定品の偽物が出回り、大手カードショップが「PSA鑑定品」の買取を中止したことにあると考える。

その後は実に単純である

鑑定品を大量に保有しているユーザー(投資家・転売ヤー)達は、買取先がなくなり現金化出来なくなった訳だ。その後、鑑定品の買取は再開されたが、もはやそこからはチキンレース。

いつまで下落が続くのか分からないなか、SNSにはポジショントークする者もいれば、
「きっとまた上がるだろう」という心理が働き、売るにも売れない人も。

(現実は価格の下落が続く・・・)

一方、ショップ側も回転の悪い商品を高価買取出来るはずもなく、まさに買い叩きに叩き売り。

負のスパイラルが止まらなくなる訳だ。

価格が下がり続ける「ポケカ」。
次なる資金流入先は・・・「ワンピースカード」であった。

2.ポケカオリパについて考察

そもそも、「オリパ」ってなによ?って人向けに補足しておきます。
オリジナルパックの略称、販売者が当たりやハズレなどのカードを組み合わせて売る商品である。

2023年はポケカのバブルということもあり、各ショップはオリパを販売すれば即日完売するようなお祭り状態であった。もちろん、人気を集めているショップと不人気のショップとの間には、雲泥の差があったが、かなり儲かったショップも多かったはずだ。

当時は、販売と同時に列を成して、ひたすらみんな当たり(高額カード)を引くために何度も購入する人も中にはいる。

面白いのがその内容である。
例を出してみよう・・・

全100口 10,000円/1口 当たりは20口 確率は約1/5と仮定する

販売と同時に購入すれば、確率は「1/5」であるが、
先に誰かが50口購入し当たりを12口引いていたとしよう。

その後に購入する人は、残り口数が50口にも関わらず当たりは8枚しか残っていないことになる。
こうなると、不利になることが容易に想像できることだろう。

しかし、購入者は欲しいカードというよりも、とにかく高額カードを引くことを夢見て引く訳だ。
いよいよ、こうなってしまうと止められない。

10口だけ買ってみようと安易な気持ちで挑戦すると、実際は当たりを1枚も引けないなんてこともざらにある。そうすると自分が中身を温めただけな気がして深追いしてしまう。

こうなった店の思う壺であり、地獄行きの沼へ足を踏みいれてしまう。

更にお店は、その場で引いた客からカードを買取しそのまま次のオリパで使う。
これが最大の肝である。

お店はその場で買い取ることで、自店の在庫を減らすことなく永遠にループするわけだ。

3.秋葉原 大手カードショップでの出来事

秋葉原 大手カードショップ 「m●gi」での出来事だ。

入店するなり、店内にいた2人からの視線を感じた。

一目で状況を理解した。

そう。オリパで沼っていたのだ。

何のオリパを引いているのか、ショーケースに目を向けてみる。

ワンピースカード オリパ 1口10万円
(世間のサラリーマンではとても購入出来ない金額である。)

当たりは金額にして、120万円前後のカードであった。

その後、次のような会話が聞こえてくる・・・。

【店員さん】:申し訳ございません。こちらのカードは決済おりませんでした。
【2人組】  :こちらのカードは使えますか?
【店員さん】:申し訳ございません。こちらのカードも決済おりませんでした。

とにかく当たりを引くために、完全にスイッチON状態であった。

その後彼らがどうなったのかは、誰も知らない・・・。
(間違いなく3桁は溶かしていたと思われる)

基本的にオリパというもので、勝ち続けることは不可能なので、

自己責任かつ趣味で嗜むくらいの気持ちで挑戦することを強くおすすめします。

次回はオリパの闇に迫ります。お楽しみに

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